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【注意】 まず、これを読む前に必ず、Taxi
Rhapsody（狂詩曲）を読んでくださいね。一応、続編ですから。
というわけで、
今ここで明かされる、
アメリカタクシー業界の真実!!!
ちゅーても、別にタクシー会社潜入ルポとかやったわけじゃなくて、ＬＡに行ったときにタクシーで新たな経験をしたっちゅう話です。
ＬＡ（ロサンゼルス）に出張してました。正確にはＬＡからちょいと離れたところにあるので、仮にＬＢとしておきましょう。実は、私の出張に奥様も便乗なさっており、ある日ＬＢから少し離れたところに住むご友人に会われるべく、タクシーを予約なさったのです。
その日の行程はＬＢからロサンゼルス国際空港へタクシーで行き、そこから朝８時のバスに乗ってご友人の住む町まで行くというもの。バスは予約しているので、遅れてしまうと予定が大幅に狂ってしまいます。もちろん、ＬＢから公共機関を乗り継いで行くこともできるのでしょうが、乗り換えが複雑な上に不確定要素が多いので、タクシーを選んだというわけです。
ちゅーわけで、多少の余裕を見て、前日の夜のうちに、翌日朝７時ということでタクシーを予約しました。
朝６時半から朝食を取り、６：５０には準備万端。タクシーを待つだけの状態です。まぁ、定刻通りに来ることなど到底無いとは思っていましたけど、期待通りタクシーは来ません(--;。
バスに乗り遅れることはできないので、余裕の奥様を横に私は何故か焦る一方．．．７：１０を過ぎた頃、予約センターに電話をしてみました。
予約センター（予）「（愛想によく！）○×タクシー」
私「あのー、昨晩タクシーの予約をしたんですけど．．．」
予「Last nameは？」
私「森です。」
予「ちょっと待ってください。（カチャカチャとキーボードの音！ おおっ、すごいぞ！！！）」
予「森様、今朝７時の予約ですね。」
あっさり．．．もう７：１０なんですけど．．．
私「ええ、まだタクシーが来ないんです。
予「分かりました。確認の上タクシーを配送します。まだ何かありますか？」
（ちゅーか、すみませんくらい言ってもいいのに．．．）
私「いえ．．．（弱気）」
さてさて、今回はさすがにキーボードの音から分かる通り、データベース化していたので、予約が入ってないと逆ギレされることはありませんでした。
データベース化、万歳
ヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ
バンザーイ♪
・・・って、だったら時間どおり来いよ！ ヾ(▼ヘ▼;)!!!
そして１０分後、タクシーは到着しました。ＬＢのダウンタウンからホテルまでが車で５分くらいでしょうから、
＜予約センター＞⇒（２〜３分）⇒＜タクシー待合室＞⇒（２〜３分）⇒
⇒＜タクシー出発＞⇒（５分）⇒＜ホテル＞
でピッタシですね．．．（TOT)
そして、翌日。この日にもうＬＡを発つのですが、前日の失敗から我々が学んだことは、
「前日に予約したって、結局当日にタクシーの手配をする！」
ということでした。反って前日にお願いする分だけ、翌日に二度手間になります。翌日予約してもし以前のようにタクシーがないということがあればアウトですけど、まぁ前日あったってことと、恐らく前日に予約したって逆ギレされたときは恐らくタクシーが無かったんでしょうから結局同じこと。ちゅーわけで、当日に電話することにしました。だいぶ、アメリカナイズされてるなー．．．(--;
で、当日の朝、朝食前に予約しました。タクシー予約が８：００で、７：４０くらいに予約の電話をしてから朝食を食べ始めたわけです。
ビュッフェ形式の朝食なので、いろいろ皿に盛りながら、実際に食べ始めたのが７：５０くらい。とそこへ、あやしいスパニッシュ系の人間がやってきました。
スパニッシュ（ス）「モーリィはいるか？」
も、もしや．．．
私「はい、もしかしてタクシーですか？」
ス「そうだよ。」
私「すいません（なんで謝るんだ？）、８時に予約してまだ時間があるから、すぐ食べるんで待っててくれます？」
ス「いいよ、ゆっくり食べても。」
・・・というわけで、まぁさすがにゆっくり食べるわけにも行かないので、きっかり８時に食べ終わりました。
タクシーを待たせるなんて、大した進歩です！！！(TOT)。
ところで、賢明な読者の皆さんはお気づきでしょう。
私が予約したのが７：４０。
タクシーが来たのが７：５０。
その間１０分．．．
結局、何時に予約したって
そんときに出発するのね．．．
皆さん、これがアメリカタクシー業界の真実なのです。
●追記： 私はまだ１回しか試したことがありませんが、タクシーを降りるときに自分の電話番号をくれる運ちゃんがいます。私が試したときは電話に出てくれませんでしたが、もしかしたら前日くらいにその運ちゃんに個人的に電話して、専属運転手のように呼ぶのが一番確実なのかも知れません。
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