今回はアメリカの運転手のお話。

　アメリカのタクシーと言えば、ご存知の通りいい思い出がありません。

　しかしながら、それでもたまには気のいい運転手さんもいたりして、バッファローからナイアガラの滝に向かうタクシーでは、米ドルからカナダドルの両替はカジノが一番いいと教えてくれたり（実際、かなり良かった。パスポートのような身分証さえあればカジノをしなくてもいいのでお得）しましたし、ＮＹのラガーディア空港からマンハッタンに向かうタクシーでは、パキスタン人のタクシーの運ちゃんがその日から大々的に行われるプエルトリコのお祭りについて教えてくれたりもしました。

・・・と一応ちょっとは誉めておきますけど、やっぱりアメリカのタクシーはすごいです。ま、これはアメリカに限った話ではなくて、日本以外の海外のタクシーの多くはそうだろうと思うんですが、とにかく運転が荒い。日本でもたまに運転の荒いタクシーに当たると怖い思いをしますが、そんなもんじゃありません。

　まず、煽り方がすごいです。時速80マイル（約130km）を超す速さで、

「あなたは駐車なさるおつもりでしょうか？」

と言いたくなるほど、ほんと2〜3ｍの距離まで接近します。しかも、横に客が乗っていようがお構いナシに、

Hey! fuck you!!!

とか、

Shit!!!

とか言ってます。毎度運転する度にこんなに怒っててよく続けられるもんだと思うほどです。

気の強い歩行者なら轢かれるな・・・

ってくらいの勢い。横に乗ってて、ほんとよく事故を起こさないもんだと感心してしまうほどでした。

　仕方ないからお客である我々は、彼の会話の邪魔にならないように気を使って黙ったりするわけですが、それでも降りるときにはチップを払うわけですから、

「一体サービス料って何だ？」

と冷静になったときは考えちまいますよね。

　そんなこんなで、お客を乗せる運転手と言ってもアメリカじゃこんなもんです。まぁ慣れてくればＯＫかなー、なんて気もしますけど、やっぱりこれで事故を起こしたら洒落になりませんよねぇ。

　それは何気ない日常でした。

　カフェやレストランの並ぶ目抜き通りでいつものように食事を終え、職場に戻る途中のことです。

　私の横にバスが止まったとき、私は一瞬目を疑いました。そして、次の瞬間、偶然持ってたデジカメを手にしていました。

そのときの写真がコチラ↓

　なんせホントにごく普通の日常の中でたまたま見つけたので、ちゃんと写ってるかどうかをチェックする間も無かったものですから、見えにくくてすみません。それでも精一杯の画像処理を施して見ました。

それがコチラ↓

分からないときは、マウスを画像へ。

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食べながら運転もアリですか！？

　確かに日本でも携帯電話は禁止されてますが、ポテチは禁止されてませんからいいんでしょうけど（いいのか？）、いつの日か、

バス運転手、運転中にポテチを食べていたところ、

むせて咳き込み、

ハンドルを誤って大事故！

みたいなニュースを聞かないことを切に願っております。